
リロケーション とは…?
こんにちは!Admission Hubです。
今はご存じの通り旅行はおろか、外出するのが難しい状況ですが…
今後の明るい未来のために知っておいて損ではない情報を共有したいと思います!
旅行好きの方や、海外旅行を計画している方は必見です!
「リロケーション」
このような言葉を聞いたことはありますでしょうか?
おそらく日本では聞きなれない言葉であると思います。
実際、私自身も日本にいる時は聞いたことがありませんでした。
リロケーションとは元の場所に戻す。という意味になります。
私は海外で車をレンタカーする時に、車の” リロケーション “を使い、格安で車をレンタルできました!
簡単に言いますと、ある人がA地点からB地点までレンタルして乗り捨てていった車を、B地点からA地点まで私たちが格安で車をレンタルできるという優れたシステムです!
B地点からA地点まで行きたい人には格安でレンタルできるというメリットと、レンタカー会社はその車を元の場所に人件費やガソリン代を出さずに戻すことができるというWIN-WINの関係が生んだビジネスなのです。
車の条件にもよりますが、驚くべきことに費用はなんと…1日大体$1~5!
そして、中にはガソリン代をいくら分か負担してくれるケースもあります!
それ以外には若干の手数料と、任意にはなるので個人によりますが保険料があります。
あとはデポジット費用もございますが、こちらは返ってきますのでご安心を!
しかも、車はキャンピングカーのような大きいものが多く、宿泊施設を借りる必要もないので、かなり費用も抑えながら旅ができます!
私はこのシステムを利用し、2台の車を乗り継いで格安でオーストラリアを縦断してきました!
もちろんカナダにもこのシステムはあります!
(他の国でもありますので確認してみてください。)
車をある地点に戻すことが目的ではあるので、走行距離や返却するまでの日数が制限されていたり、自分が計画していたとしても、借りたい日や行きたい目的地のための車を借りることができない場合はあるので、ある程度時間に余裕を持った旅行の計画が必要ですが、個人的にはこれはかなり便利なシステムでした!
今はこのような状況なので、該当するような車はほとんどないとは思いますが…
状況が落ち着いた時に是非見てみてください!
では詳細をご説明していきます!
上の画像に見えるようなキャンピングカーがあれば、自分達の好きな好きことがなんでもできるでしょう。
ビーチや公園に出かけることも可能ですし、自分がしたい時に好きな料理も作ることができ、山や海、川でのアクティビティだけでなく、夜には何とも言葉では表現することができない夜空を見ることもできます!
そんな夢の様なキャンピングカー。
人生は一度きりです。実際に経験したくありませんか?
実際、色々なタイプのキャンピングカーがあります。しかも、実は、呼び方も「キャンピングカー」と言うのは日本だけです。
「キャンピングカー」はまだニュアンス的に伝わることもあるかもしれませんが、そのままでは海外ではなかなか伝わりません。
まずは、キャンピングカーの英語圏での呼び方やそのタイプ・種類からご紹介して行きます。
目次
キャンピングカーの種類やタイプ
ちなみに、英語でキャンピングカーは Campervan (キャンパーヴァン)とかCamper(キャンパー)と言われています。
〈Campervan/ Camper (キャンパーヴァン・キャンパー)の種類は?〉
キャンピングカー には大きく分けると以下の6種類になります。
- Motorhome(モーターホーム):モーターホームはゆったりと休むことができるベッド、ソファーの他、冷凍庫、冷蔵庫、オーブン、電子レンジを備えたキッチン、さらに洗面所、トイレ、シャワールームも完備されています。クローゼット等の収納スペースや強力なエアコンも付いており、まるで我が家にいるようなリラックスした気分で快適な旅を満喫できます。5~6人は乗車できます。RVと呼ばれるのは、モーターホームやトラベルトレーラーのことをさします。
- Campervan (キャンパーバン):小型のトラックといった感じでモーターホームより小さめ。中には冷蔵庫や調理スペース、ベッドはありますがトイレ、シャワーはついていません。ほとんどが2~3人乗りです。
- Caravan (キャラバン):こちらは車で牽引しないとそれ自体は動かない、車輪付の家。と言う感じです。こちらもキッチンやベッドなど生活に必要なものは全て完備でキャラバンパークでは良く貸し出されています。その大きさは様々です。
- Camper Trailer(キャンパートレイラー): キャラバンより小さい、軽量タイプのトレイラーです。調理器具、キャンプ用品を運ぶだけのもの、ペット専用のものもあれば、中にテントが装備されていて開くとわりと広めなテントで家族で寝泊まりが出来るようになるものもあります。
- RV :RVとは 「recreational vehicle(娯楽の乗り物)」の略でその名の通りmotorhome などを含めた、幅広いラグジュアリーな乗り物です。豪華な家なので、中のインテリアのデザインなども凝っているものが多く、セレブ気分で旅行したい方にぴったりのキャンピングカーになります。
- Winnebago (ウィニバーゴ): 元々はネイティヴアメリカンの民族名でもあるのですが、そのアメリカのトップRV 会社の名前です。世界的に有名な会社となので、この言葉が ラグジュアリーなキャンピングカー全般の代名詞にもなっています。
リロケーションが利用できるレンタカー会社
以下がカナダでリロケーションが利用可能なレンタカー会社の一例になります。
お時間がある際に、一度サイトをご覧になってみてください。
※国によっても様々なレンタカー会社があります。訪れる予定の国にそのシステムがあるかは、websiteにて事前にご確認ください。
リロケーションでレンタルする時の注意点
レンタルするには条件があり、必ずしも自分の思い通りになるわけではない。
文頭でご説明した通り、あくまでもレンタカー会社の車を元の管轄に戻すことが目的です。
そのため、必ずしも自分の借りたい車種やタイプの物をレンタルできる訳ではありませんし、自分の利用したい期間を借りれないかもしれません。
そのため、もしリロケーションで車をレンタルすることを考えているのであれば、暇があればこまめにサイトで随時チェックすることが大切です。
走行距離に制限がある
上記に記載した注意点のように、レンタカー会社によっては、走行距離に制限があるものがあります。
その制限距離以上に走行してしまった場合、あとで距離に応じて追加費用を支払わなければならないので注意が必要です。
ちなみに私が利用したレンタカー会社は、「制限あり」でしたが、特に問題はありませんでした。
スピード速度について
車によってはスピードメーターが内蔵されているものがあります。
これは安全運転を促すものであり、その速度を超過して運転を続けるとアラームがなります。
おそらくGPSで連携されており、これが何度も続くようであれば返却時にレンタカー会社から罰金をとられることもありますので注意が必要です。
たとえ、法定速度を守っていたとしてもキャンピングカーは普通の車とは違うということを忘れないでください。
必ず安全運転を心がけましょう!
10日~3日前でないと予約出来ない。
リロケーションの性質上、普通のレンタカーのように「何月何日に借りたい」という予約が事前に出来ません。
実際にウェブサイトを見ていても、約10日前後ぐらいの情報しか確認することが出来ません。
それがリロケーションのデメリットとも言えるでしょう。
なので、自分が借りたいタイミングにリロケーションが見つからなければ利用することが出来ないので注意です。
また、どのタイミングで自分の借りたい条件にあう車が出てくるかわからないので、そのような車が出てきた時に通知がくるように設定しておくのも一つのポイントです。(レンタカー会社によってはこのような設定をすることが可能です。)
大都市しかPick up, Drop offが出来ない。
リロケーションはそのレンタカー会社がある店舗間しか利用することは出来ず、基本的にレンタカー会社の店舗は大きな都市にしかありません。
そのため、あまり大きな都市に住んでいない方は、ウェブサイトでレンタカー会社があり、レンタルできることを確認後、その場所でピックアップする必要があります。
なお、一般的な店舗のある都市は以下の通りです(サイトによっては違うのでご確認ください)。
〈カナダ〉
Abbotsford(Vancouver)
Calgary
Edmonton
Halifax
Kamloops
Lacombe
Leduc(Edmonton)
Montreal
Penticton
Prince George
Toronto
Vancouver
Whitehorse
Yellowknife
などになります。
基本はマニュアル車、運転する車がオートマなのかマニュアルなのかを予約時に確認する
いろんなタイプの車がありますが、一番多いのがキャンピングカーです。
そしてキャンピングカーはマニュアル車の場合が多いです。
マニュアル車に乗り慣れていない人は、辛いかもしれませんので、予約時に要確認です。
私は2台のキャンピングカーに乗りましたが、どちらもオートマ車でしたので、何も不自由を感じることはありませんでした。
基本カーナビがあるかは確認してください
恐らくオプションで付けれると思いますが、基本的にカーナビはありません。
しかしスマホのGPS機能や無料アプリで対応は可能だと思います。
私もこれで何とかなりました。
こちらについては、ご自身の判断でお願い致します。
クレジットカードの与信が必要
レンタカー自体は少額で借りることが出来ますが、補償金として一時的にデポジットを支払う必要があります。
なのでこの時クレジットカードの与信額を越えてしまっていた場合、利用することが出来ません。
残金に気をつけないと金欠に見舞われたり、最悪支払いができずに借りれないという事態にもなりかねないので注意が必要です。
なお事故無く無事車を返却できたら、この補償金は返金されますのでご安心ください。
いつ返金になるかはレンタカー会社にもよりますので、その場でご確認ください。
レンタカー会社の営業時間
レンタカー会社の営業時間を意識する必要があります。
海外のレンタカー会社の営業時間は、日本と比べ非常に短いです。
レンタカー会社によって多少の差異はありますが、日曜日が定休日の店舗もあったり、土曜日はさらに早く閉まる店舗もあります。
そのため、ピックアップと返却の日時には要注意です。
しっかりと事前に確認しましょう。
ガソリンの費用負担をしてくれる車の場合、代金は立て替え
車の条件によりますが、ガソリン代を負担してくれる車である場合は、後ほど代金を返金してもらえます。
そのため、一時的にガソリン代は立て替えておく必要があります。
ガソリンを給油した際には、必ずレシートをもらい、保管しておくことを忘れないでください!
あわせて、クレジットカードのカード利用明細のレシートのみになると、これがガソリン代だとはっきりわからない時があるので、しっかりとガソリン代だとわかるものをもらいましょう。
免許について
もちろん海外で運転するときには海外で利用できる国際免許の取得が必要になります。
こちらにオンタリオ州の運転免許証についてまとめていますので、ご覧ください。
↓↓
https://japan.admissionhub.com/ontario-drivers-license/
レンタルする時の主な流れ
ということで実際に私がレンタカーした手順を詳しく記載していきたいと思います。
1.自分の借りたい車、期間を選ぶ。
出発地や目的地、日にち等いろいろな条件を入力して検索します。
自分の目的に合った車が見つかれば、内容を確認。
2.申請をする
申請をすると、登録したメールアドレス宛に必要事項が送られてきます。その文章をよく読んでください。
申請しただけではまだ完了ではありません!
承認の返信が来て、初めて完了になりますのでお気をつけください!
たいていは数時間後には返信は来ますが、24時間ほどかかる場合もあるそうです。
24時間以内に返信が来なければ、おそらく先に別の方が申請していたと考えられるので、申請は消滅したものと考えていいと思います。
気になるようであれば、問い合わせをして聞いてみてください。
3.結果を待つ
無事返信が返ってきたら、再びサイトにアクセスし、入力フォームに従ってお金を支払います。
併せて個人情報を登録します。
この時ピックアップ(借りる場所)とドロップオフ(返却場所)の住所が記載されていますので、忘れずに確認しましょう。
住所を調べるだけでなく、Googleマップなどでしっかり位置・周りの景色を確認しておいた方がいいと思います。
またこの時点からキャンセル料が発生しますのでご注意を。
4.当日レンタカーオフィスに行く
営業時間内にオフィスに行き、そして署名、任意ですが保険がいる場合はこの時に契約してください。
また、複数人で運転する場合もこの時に契約することになりますので、みなさんの免許証やID等は忘れずに持参してください。
書類の記入や車の条件等最終確認が終われば、簡単な車の使い方を聞きます。
どれが何のために使うものなのかや、使い方について覚えにくい方は、携帯で動画を撮らせてもらいながら話を聞くことをオススメします。
実際、私自身も大きなキャンピングカーになると多くの設備が整っているので、どうやって使うのかを忘れてしまったこともありました。笑
そして目的地に向けて発進してください!
最後に
カナダで旅行を計画しており、時間に余裕のある人にとってはとても有効な節約旅ができます!
今まで経験したことがないような旅になることはまちがいありません!
ただ、キャンピングカーで旅行する間、どこに止めて宿泊してももいいというわけではありませんので注意が必要です。
海外ではキャンピング施設が比較的多いので、しっかりと決められた場所で停車し、料理等もしても大丈夫な環境で旅をエンジョイしましょう!
また、キャンピングカーに備え付けられている水道や電気機器を使用する場合は充電や補充することが必要です。
こちらについては、そのような施設がキャンピング場に備え付けられている場合がほとんどですので、合わせてお伝えしておきます。
海外は日本と違い、郊外に出るとなかなかガソリンスタンドが見つけられない場合が多いです。
ここは海外だということをしっかりと叩き込み、燃料補給も忘れずにお願いします!
ガソリンの種類や入れ方も不慣れな方には難しいと思いますので、レンタカーを借りる際やガソリンを入れる際に、スタッフの方に尋ねてみてください!
計画通りに行くとは限りませんが、しっかりと準備はしておきましょう!
そして楽しむことを忘れずにお願いします!
Please drive safely and enjoy it!
では、いってらっしゃい!