留学体験談、第3弾!!
留学中の貴重な体験から、思いがけないトラブルまで、さまざまな経験を共有していただきました💁🏻♀️
目次
Yoshina Kudo👤
・留学をしようと思ったきっかけは?
小学生の頃に地元の米軍基地付近のショッピングモールに行った時にアメリカの家族が買い物していて、不思議な気持ちになり、そこから外国人の存在に興味を持ち始めました。
日本はみんな同じような髪色、顔つき、だったり、文化が1つだったので、初めて外国人を見た時は凄いなあって思ってました。そこから興味をもち、音楽など聞いたりして好きになり、日本との違いに感動していました。
中学、高校になり興味は膨らんでいきましたが、高校卒業時は自分の英語力、お金が足りず、海外の大学には行けませんでした。現実を受け入れて英語とは無縁の大学に行ったけれど、大学に短期留学制度があったので、親にお願いをして行きました。ニュージーランドに行きましたが、英語を使って、しかも外国人と生活出来るのは本当に夢のようでした。
親にはずっと留学したいと言っていて、英会話教室に通わせてもらっていました。なので、実際に英語だけの世界に行った時は、緊張もあったけれど、どれだけ自分の力が試されて、英語を伸ばすことが出来るのか楽しみでした。
結果的に、多少言いたいことは言えても、聞き続けることがしんどかったり、読み書きでは集中力があまり続かなかったり、英語を休憩せずやり続けることがきついくらい、まだまだ慣れが足りない自分でした。
だからその短期留学を終えてリベンジしたいし、中途半端に終わるだけだなあと思ったので、この英語が伸び続けている勢いがあるうちに、且つ時間のある学生のうちに1年は最低でも留学したいと思ったので、今回留学している状況になっています。
・海外での仕事経験から得たものは?
家族の大切さ、ポジティブ思考、英語の大切さ、文化の違いの重みです。
・留学してよかったことや、大変だったことは?
ホームステイ先にお金を貸してしまって、お金が返らず口論になってしまいました。起こった問題を全て英語で解決しないといけない大変さを実感しました。
また、オンラインショッピングを初めて海外でしたら、商品が来ず、その会社と会話しても送った、送られてないの決着がつかず、結局返信が来なくなってしまいました。海外では特にお金のやりとりには気をつけてなければならないと思い、常に口座などに気を置くようになりました。
外国人との人間関係もいざこざがあり、文化の違いでこっちがイライラすることもあれば、言葉が通じず、自分の思いを伝えきれず勘違いさせてしまい、英語を使いこなす大切さを学びました。
・留学を考えている方に一言!
留学の後の日本での人生は絶対楽しいと思います。
・メンターより一言👩🏻
Yoshina君は、留学中にたくさん迷ったり悩んだりしていて相談にも来てくれましたが、最終的には大学生活と留学という両立を果たせましたね。日本にいるとなかなか感じたり考えたりする機会がないことにぶつかり立ちはだかる壁もあったと思いますが、それこそが留学の醍醐味で、今はあの時の葛藤などが良い形で活きているのではないでしょうか。
これからも「人生を楽しむ」をモットーに、なりたい自分・成し遂げたいことに向かって、飛躍できますように!
Takuto Kaku👤
・留学をしようと思ったきっかけは?
将来は国連や国際機関で働きたいと思っておりました。ですが、英語力がやや足りず、またそのために海外大学院の進学も検討しておりました。
中国のハーフという出自柄、中国には何度も足を運び、北京の現地の小学校に通ったこともありました。ですので、多少は国際感覚は持っているものだと自負しておりましたが、やはり未だ世界は圧倒的に英語社会であるという事実と、アジア以外に出てみたいという漠然とした憧れがありましたので、欧米での留学を決意しました。
英語も学べて、かつ国際色豊かで安全な国、費用の面など様々な角度から比較検討した結果、カナダのトロントが最適だという結論に至り、大学在学中からトロントの地に降り立ちました。
・学校の感想を教えてください。
私の通った学校は、本当にレベルが高く、Academicの最高レベルは非常に苦労しました。
課外活動も充実していて、実際に大学の本科生の方々と一緒に活動します。周りの留学生も非常に意欲的でした。週一回のproject dayという授業では学生自身がチームを組んでテーマを決め、プレゼンをします。実際に外に出てインタビューをしに行ったり、フィールドワークをしたり、ゲストを呼んだり、様々な発表の形がありました。
ちなみに私の所属するチームは、LGBTQについてのフリーハグを街中で行い、それをyoutubeに投稿しました。それが評価され、level60クラスで優勝することができました。
講師陣もレベルが高く、英語の教え方以外に各国の文化や政治状況にまで精通していました。もっと彼らから多くのことを学びたかったと後悔しています。
ただ、日本の大学と提携しているのか、夏になると日本からの留学生が大量に送られてきます。彼らはだいたい語学力が同じなので、一クラスに8割が日本人ということも起こります。English Onlyのルールも守らずに全く意欲のないクラスがあるという話も複数人から聞きました。
日本人に限ったことではありませんが、やはり日本人同士では「英語を話すのは恥ずかしい」という意識があるようです。本気で学びたい方は、特に注意が必要です。
・海外での仕事経験から得たものは?
日本ではなかなか出来ないことは、現地で人と会うことかなと思ったので、記者として働くことにしました。そこでインタビューという形で普段話を聴けないような人と話す機会を得ました。
その時に思ったのは、英語は本当に手段であって目的ではないということでした。よく言われてることなんですけどね。カナダ人はもちろん、ロシア、ブラジル、アルバニア、コロンビア、トリニダード・トバゴなど。本当に様々な国の人たちと話す機会は日本ではなかなか無いので、カナダで最大限輪を広げられてよかったですね。
駐トロント日本総領事、トロント市長、JETRO関係者、トロント商工会会長、ノーベル賞授賞式でスピーチしたサーロー節子氏など、錚々たる方々とお会いできたのは本当に貴重な経験でした。
・留学してよかったことや、大変だったことは?
良かったことは、難民の方と直接お会いできたことです。日本ではなかなかお会いできないですが、カナダにはたくさんいらっしゃいます。もともと国際人道支援に興味がありましたので、英語力以外にも、その道に進む大きな契機となりました。
また、日本ではなかなかお会いできない日本人にもたくさん知り合うことができました。東日本大震災の語り部、美容師の地方大会優勝者、本物の巫女さん、元プロ野球のバット職人、某TV局のプロデューサー、挙げれば本当にきりがありません。
大変だったのは家の問題です。ホームステイやシェアハウスなど、一年間で8度の引っ越しを経験しました。中には居住していた家が違法住宅だったということで、部屋の前に警官が2人立っていた、ということもありました。
・留学を考えている方に一言!
不安なことは多いかと思います。お気持ちはよくわかります。ただ、この世には貴方よりも小さい年齢の時から一人で異国に旅立っている人たちもたくさんいます。彼ら彼女らにできて、貴方にできないことはありません。
英語力ゼロの私ですらできたんですから、是非自信を持ってください。一歩で世界は広がりますよ!
・メンターより一言👩🏻
Takuto君は「TORJA」の記者として活動したり、日々アクティブに動いて英語だけではなく色々なものを得ようとしていましたね。そういった貪欲な姿勢と行動力が、その後の大学院留学という目標達成にも繋がっていったのだと思います。1年間で8回も引っ越ししたのは知りませんでしたが(笑)。トラブルから学んだことや身につけたスキルは、この先もグローバルな世界で生きていくであろうTakuto君の一生ものの財産になったことでしょう。
これからもたくましく活躍していってくださいね!
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